しまねこかぶり

(一応)理系女子大生の日記です。研究室に通っています。活字と2次元が好き。マイペースで人付き合いはちょっと苦手なタイプ

金縛り

昨日、久々に金縛りにあったので、そのときのことを書こうと思います。

 

朝9時頃、私はベッドの上でうとうとしていました。風邪を引いていました。

 

入口の方から、足音が聞こえてきました。どんどん近づいてきます。私の家はロフトベッドなのですが、梯子を上る足音も聞こえました。

 

「そな~、風邪ひいたん。」母親の声です。私は目を開けました。視界は狭く、自分が被っている毛布だけが見えましたが、母親が、自分に覆いかぶさる格好でいることがなんとなく分かりました。

 

布団を払いのけようと手に力を込めましたが、動きません。(あ、金縛りか)と悟りました。それまでも何度か、幻聴を伴う金縛りは体験したことがあったので、別段驚きもしませんでした。

 

せっかくの金縛りなので、私はどうにかして幽体離脱に持ち込もうと、自分の体から抜け出る想像をしましたがそれは叶わず、体が動かないのを確かめただけでした。

 

不意に、母親が「パパ~」と呼びました。父親の姿は見えませんでしたが、横からにゅっと、おそらく父親の手が出てきて私は抱き上げられました。ロフトベッドの高さから、しかも柵を超えて抱き上げることは不可能なはずです。これは金縛りだと分かってはいても、恐怖を感じました。

 

次に覚えている光景は、自分の家の玄関口です。なぜか私はそこの床に降ろされていました。母親と父親がこちらを見下ろしているようでしたが、その姿は視覚では捉えられませんでした。恐怖だけは鮮明に感じられました。

 

私の記憶があるのはここまでです。次に意識を取り戻したのはベッドの上で、そのときの体験をゆっくりと反芻しました。今回のものは金縛りと明晰夢が混ざっていたように思えました。しかし、そこに両親が登場するとは。風邪をひいて心細かったんでしょうかね。

 

数か月前、明晰夢から幽体離脱に持ち込めたことが一度だけありました。しかし、そのときはすぐに肉体に引き寄せられてしまって、幽体で自由に浮遊することはできませんでした。今回も幽体離脱は失敗でしたが、今後も諦めずにチャレンジしていこうと思います。