しまねこかぶり

(一応)理系女子大生の日記です。研究室に通っています。活字と2次元が好き。マイペースで人付き合いはちょっと苦手なタイプ

名前を考えるという行為

「みずき」が、2年8ヶ月の短い役目を終えた。みずきとは、私のパソコンのことである。最初にデスクトップを開いたときの壁紙が綺麗な水色だったので、この名前を付けた。

 

だが、研究室でのデータ整理にみずきの能力が追い付かず、先日私は新たな相棒を迎えた。リンゴのマークを背負った、今時の若者だ。名前は「まどか」にした。

 

他にも私は自転車に「あずき」、腕時計に「ベティちゃん」など、日用品に名前を付けて可愛がってきた。愛着が湧くというのもあるが、単純に、名前を考えるのが好きなのだ。

 

もちろん、将来の子どもの名前を考えるのにも余念がない。頭の中に、お気に入りの名前をいくつもストックしてある。

 

たとえば男の子なら、中性的な名前が好きだ。「ゆうり」、「ゆうき」とか。1台目のパソコンにつけた「みずき」もそうだし、2台目のパソコンの「まどか」 は好きなアニメの男性キャラクターから拝借した。

 

女の子ならちょっと古風な名前を付けたい。「栞」や「ゆかり」なんかが好きだが、中でも一番のお気に入りが「葵」(あおい)だ。私は源氏物語が大好きで、これにちなんだ名前を付けられないかなと考え、光源氏の最初の正妻・葵の上からとるのに行き着いたのである。

 

ところが先日、この「葵」が、今年生まれた女の子の名前ランキングで1位だったと知って、ガックシきてしまった(あおいのほか、めい、ひまりなどの読み方も含んでいる)。しかも、1位は2年連続だという。私は今まで、この名前には葵の上のように凛として気品ある女性の印象を抱いていたのに、急にミーハーな匂いがしてきてしまった。なんだか悔しい。

 

ちなみに「葵」は、男の子の名前でも9位にランクインしている。同じ名前が男女ともトップ10に入るのは、1989年の調査以来初めてなのだそうだ。そのうち、男の子の「中性的な名前ブーム」が来やしないかと、今から気を揉んでいる。