しまねこかぶり

(一応)理系女子大生の日記です。研究室に通っています。活字と2次元が好き。マイペースで人付き合いはちょっと苦手なタイプ

七五の言葉は 心地いい

逃げるは恥だが役に立つ」。

ドラマを私は見ていませんでしたが、なぜかこのタイトルだけはずっと心に引っ掛かっていました。逃げるは恥だが役に立つ。なんか知らんが語感がいい。理由があるのに違いない。そこで、似た語感をもつ作品名を集め、ことあるごとにぶつぶつ呟いていたある日、はっと気がつきました。これ、七五調なんだ!

 

「逃げ恥」は前半が8字で字余りだけど、リズム的には「七字・五字」の言葉のそれに近い。たとえば「いろはにほへと ちりぬるを」、「蛙飛び込む 水の音」とかね。やはり日本人の耳には、七五調を心地いいと感じるよう悠久の昔から刷り込まれているんだわ......などと思うともう、この発見に一人で大興奮でした。

 

「逃げ恥」に限らず、辺りを見渡すと七五調の作品名は沢山ありました。「千と千尋の神隠し」、「オタクに恋は 難しい」とかね。作品名が頭に残りやすいように、仕掛ける側が狙って付けているのかもしれない。なんて考えると楽しくて、一時期、「七五調の作品集め」が私の密かな趣味となりました。

 

ところがある日、ふと「七五調」で検索をかけてみたら、なんと七五調の言葉集めをしている先人が何人もいるではありませんか。しかも、その言葉のジャンルは娯楽作品のタイトルにとどまらず、「墾田永年私財法」など教科書に出てきた用語から「本を売るなら ブックオフ」などのキャッチコピーまで...なあんだ、こっちの方が全然面白いじゃん。気付いたの私だけじゃなかったのかよ(TT)と、ちょっとがっかりしてしまったのでした...。

 

余談ですが、「日本昔ばなし」の歌(ぼうや良い子だ ねんねしな...)や、チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」(小さな頃から 悪ガキで...)の歌詞は全て七五調なんですよね。だから、七五調の言葉を適当に入れて歌えるのです。気分が沈んだときにやると、ちょっと愉快になるからおすすめですよ(^^)