しまねこかぶり

理系女子大生の日記です。研究室に通っています。活字と音楽と2次元が好き。

トイレの鍵、かけるの忘れる

一人暮らしも6年目になり、色々と弊害が生まれつつある。

その代表格がトイレの鍵。家でかける習慣がほぼなくなったので、外でも5回に1回ぐらい鍵をかけるのを忘れる。駅のトイレで、デパートのトイレで、研究室のトイレで……。気が付いて慌ててかけるのだが、体感の頻度が「5回に1回」なので、自覚が無いのを含めると本当はもっと忘れてるかも。恐ろしい話である。

一人暮らしでもトイレの鍵くらいかけろよと言われそうだが、かけない理由はちゃんとある。私の住む家は古くて、トイレのドアの立て付けが悪く、内側から「えいっ」とドアノブを引っ張らないとドアが完全には閉まらないのだ。面倒だし、腹筋を使うので、特に漏れそうな時はドアを閉めるなど言語道断である。だからドア自体をちょっと開けてすることも珍しくない。頑張ってドアを閉めたとしても、更に鍵をかけるところまではなかなか辿り着かない。というか、一人暮らしでトイレの鍵を閉める必要性をほとんど感じない。まあ要するに面倒くさがりなのである。

 

実は、外のトイレで「ご対面」も一度経験してしまった。研究室の飲み会。会場はボスの家だったので、もちろんトイレが男女で分かれているなんてこともない。危険だった。

場が温まり、私も足元がちょっとふらつくぐらいには酔っていて、いそいそとトイレに入った。狭くて一人の空間落ち着くな〜なんて、呑気なことを考えていたら、おもむろにトイレの戸が開いて、小さな女の子と目が合った。研究室にいるパートさんが連れてきていた、5歳の娘さんだった。わっ、と私は声を上げた。しかし、酔っていたのでその瞬間には「自分が鍵をかけ忘れていた」という事実に気付かず、「だめだよ〜、人のトイレのぞいちゃ」と女の子をたしなめてしまった。今思うと、悪いことしちゃったなぁ。しかも、お姉さんのトイレ現場を目撃させるなんて、発育上良くなかったかしら。

とにかくその女の子は、静かに黙って戸を閉めてくれた。その後に話のネタにされることもなく、私はダメージを負わずに済んだのだった。彼女の対応は誰よりも大人だったと思う。

 

「ご対面」で大怪我をするのはもはや時間の問題という気がする。でも、家のトイレで鍵をかけるのは面倒くさい。そんなジレンマと戦う、一人暮らしの日々である。